経口避妊薬の副作用の心不全が起きるのを減少させる

経口避妊薬(ピル)は避妊効果だけでなく、生理周期を規則的に調整したり、生理痛を軽減させたりするなどの理由で、服用されています。作用は女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2つのホルモンが含まれており、排卵が起こらないようにし、妊娠した状態にします。副作用には血圧が高くなったり、心臓や脳の血管が詰りやすくなったりします。経口避妊薬には、2つの女性ホルモンのうちの卵胞ホルモン(エストロゲン)が血液を固める作用があります。血液の塊が血管にくっついて詰まる、いわゆる血栓と呼ばれる状態を起こしやすくなります。経口避妊薬は35歳以上の喫煙者と血圧が高く治療していない方等は、服用禁止となっています。喫煙によって心臓の血管が収縮されて、血液の塊が詰りやすく、心筋梗塞を引き起こして、心臓の機能が低下するという心不全に陥るからです。1999年9月から女性ホルモンを少なくした、低用量ピルが使用されるようになりました。従来の経口避妊薬(ピル)は、女性ホルモンの量が多く、副作用も多かったのですが、低用量ピルではホルモン量が少なく、副作用も少なくなりました。副作用の心臓への血栓を生じて心不全の陥る率が少なくなりました。低用量ピルにも副作用はあります。気分が悪くなったり、頭が痛くなったりする等がありますが、1~2週間程度で落ち着きます。心臓の血管が詰まり、心臓の機能が低下する心不全を起こすリスクはゼロではありませんので、胸が痛くなったり、息が苦しくなったりした場合は直ちに服用を中止し、医療機関を受診してください。低用量ピルは正しく服用すれば、高い確率で避妊効果が期待できますが、性感染症の予防をすることはできませんので、コンドームを併用して避妊を行ってください。